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ニューエロス 第2号
2012.12.29
責任編集、全撮影 常盤響
表紙モデル 奏ミチコ
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▼目次
・nico nama gravure 愛咲みさ
・ニューコラム 風邪をひきはじめのボーっとした頭で考えてみた。
・エロス世界遺産 沖縄編 その1
・ お知らせ、編集後記
nico nama gravure
第1回 モデル 愛咲みさ 2012年12月22日撮影。
ニコ生で初めての生放送。なんと9000人以上の視聴がありまして感激でした。とはいえ、不慣れな点も多く、観辛いこともあったと思うのですが、今後改善していきます。そんな中で夜遅い時間に頑張ってくれた愛咲みさちゃん。公開撮影という特殊な状況にも関わらずいい感じにモデルを努めてくれました。感謝。
愛咲みさオフィシャルブログ「愛咲みさの強がりブログ」 http://ameblo.jp/1217tarou/
ニューコラム 002
風邪をひきはじめのボーっとした頭で考えてみた。
ニューコラム2回目の原稿を考えながら、立ち上げたばかりだし面白い事を書かないと購読してくれない…。という事を考えて困っていたのだけど、よくよく考えると、それって面白い事がかける人という前提で考えていた事に気がついて、カーっと顔が赤くなった。
赤くなったのはいいが、そのカーっとした感じがなかなか戻らない。そんなに赤面しなくてもと思っていたら、なんだか背筋もゾクゾクして、歯もガタガタいいだしてしまった。多分風邪の初期かと気づくわけです。
今日は朝早く起きて珍しく福岡で撮影でした。家から徒歩5分かからないくらいとこにあるホテルの一室での撮影でしたが、今日はノーエロス。子供の頃のアイドルというかあこがれの一人だった、元ジャイアンツの捕手、山倉和博さんの撮影でした。山倉さんといえば、僕が子供の頃一番熱心に巨人を応援している時の正捕手、そして巨人熱が再び燃え上がった時は、バッテリーコーチをしてらしたので、お話にも興味津々でした。色々面白い話も聞けたのですが、詳しくは撮影した雑誌が発売されてからにします。
撮影は近所だったし、機材があるので移動は車だったしあまり風邪をひくような状況ではなかったんだけど、と原稿の最初でぼやいてしまった。すみません。
今回はこのニューエロスという週刊誌(と勝手に思っている)でどんな事をやりたいか考えてみるわけなんですが、(多分)熱がある状態で、どれほどまともな事が書けるか不安であります。
昔から雑誌が好きで、専門誌からエロ本、自販機本まで読んだり集めたりしてたんですが、エロ本ってのはエロいグラビアさえちゃんと載っていれば、白黒の記事のページは割といい加減だったりしたんですね。いや、いい加減というと失礼だな。編集の方やライターの方が好きな事を好きなように書いていたように感じたんだよね。もちろん、エロに関係ない音楽や映画、他のカルチャーなど一般の雑誌には載っていないマニアックな記事が読めたのも、エロ本だったような気がします。
このニューエロスでもその感じを踏襲できたらいいなと思っています。エロスな目線で色んな物事に興味を持って切り込んでいければ。ぼんやりとだけど。
そんな昔のオモチロくも不思議な雑誌や本を紹介したり、写真集や画集なんかも紹介していくつもりです。他にも、細々と集めていた妙な小物やポスターなどもギャラリー的に紹介しようと思っています。
それから、写真にも流行り廃りがあって、もう誰もやらなくなった表現とか、ベタベタすぎてちょっとハズカシイ表現なんかを、もう一度やってみるとか、定番のイメージや被写体に挑んでみるなんて企画もやってみたいと思っています。ま、常盤さんはテクニカルなフォトグラファーではないので、うまくいくとは思えないのですが、なんかエラーが出て面白くなったらいいのだけど。
などなど、ぼーーっとした頭で考えてみたんだけど、特に奇抜なアイデアは浮かんでこない様なので、このくらいにしたいと思います。また来週~。
エロス世界遺産 001 沖縄編 その1 那覇、とまりん界隈
今号から始まるエロス世界遺産。なんだそれ? まぁ大きく出たわけですが、ぼんやり世界を旅行していると唐突に出会うエロス。エリアだったり店だったり人だったり。まぁ、ホントの世界遺産や名所旧跡を訪れる旅行だと、あんまりエロスには出会わないのですが、昔、DJで日本中あちこち行っていた頃、DJをやるクラブはだいたい繁華街、歓楽街にありまして、その近辺のホテルに泊まっていると、イベント明けの朝や、チェックアウト後の昼間とかに、昨夜の喧噪の抜け殻のようにガランとした歓楽街を歩く事が多かったわけです。また、海外ではレコード屋を探してブラブラする事が多いのですが、やっぱりレコード屋なんかも、名所旧跡の近くというよりは歓楽街のはずれのほうにある事が多いですね。そんなわけで、必然的にその手の場所に足を踏み入れる事になったのであります。
それからもうひとつ常盤さんにとってのフェチなポイントとして無人の町というのがあります。ロメロの「ゾンビ」におけるショッピングモールや、「アンドロメダ」(1971年版)におけるピードモントの町など、映画で観ることができる無人の場所が好きなのですが、やはりなんといっても「地球最後の男 オメガマン」冒頭で主演のチャールストン・ヘストンが赤いスポーツカーで走り回る無人の街がたまらないですな。ほんの少し前まで賑わっていたはずの場所が、ガラーンと人がいない。こんな状況が好きなのです。そんな趣味を満たすために、昼間の歓楽街を歩き回って撮った写真などとともにレポートしていくのが、このエロス世界遺産でアリマス! まぁ、途中で色々脱線すると思うけどね。
というわけで、第一回は今月の頭に行ってきた沖縄をレポートします。まずは、那覇周辺をぶらぶら。今回泊まったのは初めてのホテルだったのですが、泊埠頭にある旅客ターミナルビル「とまりん」の中にある「かりゆしアーバンリゾート・ナハ」というリゾートホテル。今回はDJをしに来たのでイベントの主催者の方がとってくれたのです。いつもは牧志界隈のビジネスホテルに泊まる事が多いので、あまり歩かない泊埠頭近辺を散策してみましょう。
微妙なたたずまいの「とまりん」
とまりんの裏手にはビジネスホテルやゲストハウスなどが何軒もあり、さらにその裏手には妖しげなスナックや風俗店と思われる店が点在しています。港の周りにその手の店が多いのは世界中どこでも変わりません。この界隈の住所は前島三丁目近辺となります。
さすがにお昼前だからか閑散としています。12月だというのに、真夏の様な青空はさすが沖縄って感じです。
通行止めの案内。焼肉屋とならんでハワイと美少女が。
工事現場の手前で営業する美少女とハワイ。
美少女のイラストも気になるが、隣の沖縄宝石鑑定センターも気になる。安里駅からりうぼうを望む。この周辺が栄町社交街。
キューティーハニー。ロゴと配色がいいですな。
ニューサロン・ホンコン。どう考えてもいい店のはずが無いと言ったら、地元の若者が案外レベルが高いと教えてくれた。
やっちゃん・・・ここなんの店? パロディ的なのか、マジなのか。フラリと入ってみる勇気が欲しい。
こんな感じのお店は無数にあります。どの看板もコクがありますね。
このような感じで、人気の無い午前中の前島三丁目界隈を散歩しました。このまま、前島を抜けていくと、那覇最大の歓楽街「松山」そしてソープ街「辻」と続いていくのですが、ソープ街は昼間から営業していて無人感がないので、別のエリアを探索することにしました。次回は栄町社交場付近をブラブラします。
編集後記
無事2号を作ることができました。先日の生放送の時のグラビアを今号で掲載したのですが、いやいや反省する事しきりでございます。思ったよりもずっと沢山の方に観てもらえたのは嬉しかったのですが、色々不備が目立って、撮影にも集中できなかったように思います。もっとみささんの良さを引き出せたのになぁ。と反省。次回からはニューエロスのために小さなスタジオを作ってそこから放送できるようにしたいと思っております。それからゆる?く始まったエロス世界遺産。裏風俗や旧赤線などをレポートする書籍やブログで素晴らしいものは沢山あるのですが、独自の視線で紹介できたらと考えております。次号もよろしくお願いします。
------------------------------------------------------------ ニューエロス 第2号 2012年12月29日発行 責任編集、全撮影 常盤響 協力 東川昌弘
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