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ニューエロス 第76号
2014.05.31
責任編集、全撮影 常盤響
表紙モデル 七瀬さくら
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▼目次 ・new eros pictrial #023 occupation. model : tommy ・ニューコラム 074 「ぼんやりアジア旅行01。」 ・The Girl Who Always Smokes. 今週の煙草を吸う女。 ・お知らせ、編集後記
new eros pictrial #023 occupation.
モデル:tommy 2014年4月25日撮影
ニューコラム 074
「ぼんやりアジア旅行01。」
先月のコラムでも少し書きましたが5月17日から5月22日まで旅行に行ってきました。
主な目的はマレーシアのペナン島でぼんやりする事ですが、ペナンへの直行便がないので、行きはシンガポール、帰りはバンコクを経由する事になりました。
5月17日
誕生日の朝。6時過ぎまでオルガンバーでパーティ。
新宿の部屋に戻り、レコードを福岡に送って、シャワーを浴びて出発。
浜松町からモノレールに乗る時に、構内でパスケースを落としてしまった。
眠たくてぼんやりしてた模様。
羽田でwifiを借りて、荷物も預けなかったので、サクっとチェックインして出国。
JALだったので、サクララウンジでカレーライスなどで朝食を食べてるまに搭乗時間になる。
11時20分発のシンガポール行き。席について離陸までにうつらうつらしてしまった。
機内では読書したり居眠りしたり。食欲があまり無く、機内食は少しだけ。
7時間かかったけど、あまり時間が過ぎた感覚がないままシンガポールに着いた。
シンガポールは初めての国。
入国審査を終えてATMでお金を少し引き出して近代的なチャンギ国際空港からMRTで市内へ。
初めてだけど、わかりやすい案内で簡単に目的の駅まで行くことができた。
シンガポールは1泊だけなので、空港近くのホテル代が安い町に泊まることにした。
アルジュニードという駅で降りて、徒歩10分ほどのホテル。
ゲイランというこのあたりは、テレビや雑誌で見るキレイで近代的なシンガポールの街ではない。
いかにもアジアらしい人間くさい街だった。
鋪道を占拠している屋台をすり抜けて到着したホテルにチェックイン。
部屋は新しく、サービスも問題ない。ただ、今回の度で一番狭く、一番料金は高かった。
部屋に荷物を置いてひと休みしてから、ロビーでシンガポール在住の友人と待ち合わせ。
旧友の村田某君は仕事の関係でシンガポールに住んでいる。
村田君と彼女が迎えに来てくれて、ホテルの近所で食事。
村田君と彼女はゲイラン界隈にはあまり来た事がないらしく、美味しいお店を聞いてくれていた。
連れて行ってくれたところはハッピークラブというカニのお店。
席は店の前の鋪道というロケーションだったけれど、出てくるカニやエビは驚くほど美味しかった。
村田君はわざわざ誕生ケーキを用意してくれていて、シャンパンやワインも持ち込んでくれていた。
思いがけず、シンガポールで誕生会を開いてもらい、すっかりお酒を飲み過ぎてしまった。
ホントは食後にいかがわしいゲイランの街をブラブラ探訪しようと思っていたのだけど、
睡魔には勝てず、村田君と別れてホテルで着替えもせずに撃沈してしまった。
▲チャンギ国際空港
▲ハッピークラブ
▲カニもエビも激旨でした。
▲賑わうゲイランの町
ホテル近所の飯屋。座ってるのは多分ストリートガール。
▲この番号のついた店は、政府公認の売春窟だそう。
▲ホテルの向かいにもずらっと。
5月18日
昨夜は部屋についたとたんに寝てしまったので、わりと早く起きた。
窓の外の売春宿は、昨夜の喧噪が嘘のように静まり返っていた。
ゆっくりシャワーを浴びてチェックアウトしてホテル前を少し散歩。
11時ころ村田君が車で迎えに来てくれて、一応的なシンガポール観光へ。
スタジアムの辺りを抜けると、見覚えのあるシンガポールの近代的な街並が広がっていた。
まったく観光する予定もなかったし、雨もザーザー降っていたので、
フラトンホテルの駐車場に車を止めて、ちょっと観光。
マリーナベイサンズのフードコートで昼食。香港風のダックライス。味はまぁまぁ。
飛行機の時間が近づいて来たので、村田君に車で空港まで送ってもらった。
アタフタとしたシンガポール滞在、次はジェットスターでペナンまで。
1時間ちょっとのフライトで夕方にペナン島に着いた。
ペナン島に関しての知識はほぼない。
とりあえず、空港の外に出て一服。
ATMでお金をおろして、市内まで一律料金のタクシーチケットを買って市内へ向かうことに。
シンガポールから来たので、よけいに田舎というか雑多な風景にちょっとワクワクした気持ちになる。
空港からホテルのあるジョージタウンまでは15kmくらい。
タクシー料金は1300円くらいだから、ずいぶん物価は安い。
ペナン島のあるペナン州の州都でもあるジョージタウンは、クアラルンプールに次ぐマレーシア第二の都市で、思ってたよりも都会的。ジョージタウンのランドマークにもなっている円筒形のコムターという65階建てのビルの隣に宿泊するホテルがあった。
チェックインして一休みしてから、夕方の街へ出る。
プラナカン様式の建築が並ぶ街を抜けて、夕食はニョニャ料理の店へ。
ニョニャ料理は中華料理とマレー系のスパイシーな料理が合わさったような料理。
なんとも懐かしい風味のものもあって美味しかったですな。
この日は疲れていたので、部屋に戻って早めに寝てしまいました。
▲ホテルの小さな窓からゲイランの街を望む
▲宿泊したゲイランに何軒もあるチェーンホテル。
▲閉まっている売春宿の入り口。
▲それぞれの店の前には小さな祭壇がある。
▲木のふもとにも小さなほこらがありますね。
▲一応マーライオンの近くにも行ってみた。
▲ペナンのランドマーク、コムターと隣にある宿泊したホテル。
▲65階建てのコムター。中はガラガラらしく、夜はほとんど電気が付いていない。
▲プラナカン様式の建物が並んでいる。カワイイ。
▲ニョニャ料理。なんかわからんものがパイに包まれててオイチイ。 The Girl Who Always Smokes.
今週の煙草を吸う女。
model : 谷崎榴美
編集後記 ニューエロス、今回次回と旅行記を書いていますが、とくにエロスな話は出てきません。今は東京でこれを書いていますが、明日からまたしばらく福岡です。久々に家で料理でも作ってのんびりしたいのですが、福岡に戻ってやらなきゃならない仕事がたまってるのです。がんばろ。 ------------------------------------------------------------
ニューエロス 第76号 2014年5月31日発行 責任編集、全撮影 常盤響 ------------------------------------------------------------
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