SEARCH BY TAGS: 

RECENT POSTS: 

FOLLOW ME:

  • Instagramの社会のアイコン
  • ブラックInstagramのアイコン
  • Twitterの - ブラックサークル

常盤響の週刊ニューエロス。115


------------------------------------------------------------

ニューエロス 第115号 2015.02.28 責任編集、全撮影 常盤響 表紙モデル RINKO ------------------------------------------------------------

▼目次 ・new eros pictrial #059 another green world.  model : RINKO ・ニューコラム #102 「relaxで昔書いた原稿を。」 ・The Girl Who Always Smokes. 今週の煙草を吸う女。 ・お知らせ、編集後記












new eros pictrial #059 another green world.

モデル:RINKO

ニューコラム #102

「relaxで昔書いた原稿を。」

 今日(2/28)の午後、元relax編集長の岡本仁さんとトークをすることになっている。昨年末から各地で巡回展をしている岡本さんのポラロイド写真展 "MY DAYS BEFORE INSTAGRAM" のトークショーにお邪魔するのだ。岡本さんとは昔何度もお仕事をさせていただいたのだけど、福岡に引っ越してからの方がお会いすることは多くなっている。それも、なんだか不思議な感じなんだけど。 というわけで、昔relaxの喫茶魂というコラムページの巻頭で書いたコラムを載せてみようと思う。この時は実際何が書きたかったのかわからないんだけど、このコラムが編集者の湯澤さんは気に入ってくれて、何回かfab.というコーナーで連載をさせてもらった。この時は、まったくデタラメな話をなんの脈略もなくインプロビゼイションのように文章にしていく(降格とカッコイイけど、ようは適当)事に少しはまっていた時期だった。その後、デタラメな小説の書き出しのようなものだけをたくさん書いてみたりしたけれど途中で飽きてしまった。昨年末に天久聖一くんが「書き出し小説」という本を出して、さすが才人が作ると同じような考えでも全然違うなぁ!と感嘆したわけです。 喫茶魂 用コラム 2002年  1月に執筆 「ふぅー」安夫は運ばれてきたばかりのブレンドコーヒーを一口すすると大きなため息を付いた。 昨晩の出来事を反芻しながら煙草をポンポンと爪で弾き、安夫は店内を見回した。 渋谷に居ることを忘れさせそうな古ぼけた店内に、有線のイージーリスニングの取り合わせは安夫をすっかりリラックスさせていた。 麻雀屋のお古と思われるやたらゆったりした椅子に、すっかりクリーム色になったオーバルのテーブル。ウッドと白いタイルで構成された壁面には不似合いなトム・ウェッセルマンのポスターが額装されてかけてある。もっとも、ヤニでたっぷりコーティングされたトム・ウェッセルマンはすっかり馴染んでしまってはいるが。 安夫はブレンドをぐいと飲み干すと、店主にもう一杯と注文した。 爪楊枝の補充をしていた椿本は、安夫の注文で手を止めた。 小さなサイホンを火にかけながら、椿本は厨房のステンレスのシンクを眺めた。 シンクの脇にはメギーナ社製のステンレスクレンザー「シャイニープラス」が置かれている。 このクレンザーの主な成分は、他社の大半の製品とは違い、ケイ素と界面活性剤にジミデインという物質を混ぜて作られている。 ジミデインは15年ほど前にノルウェーの学者が火山灰と小麦の生育の関係性を研究しているときに発見した化合物で、ここ数年になってから、インド洋の深海約400メートルの場所に生育するキボシアカヒレザメの肝油との近似性が学会で発表され話題になった。 もともと、このサメは生態があまり良くわかっていないのであるが、産卵の時期には遠く日本海沿岸でも発見されたという記録があるぐらい行動範囲は広い。また、側頭部にある特徴的な斑点は成長するにしたがって青色から黄色に変化する。青から黄色に変化する間には当然緑の時期があると長い間思われていたが、実は一旦青から赤に変化してから黄色になるので、紫、橙の色にはなるが緑色にはならないのである。 この色彩変化を、オスロー大学の色彩学者ミシェ教授はジマージョン変化と名付け、人の乳幼児期における両親の菜食と肉食の割合の精神バランスの変化との関連を発表し学会を大いに驚かせた。 しかし、それ以上に驚いたのはミシェ教授の母親だった。というのも、新聞に載ったミシェ教授が着ていたセーターは母親が5歳のミシェ教授に編んであげたもので、母親の故郷であるネーヌ地方の伝統的な図案がモチーフになっていた。 母親はまさか5歳の子供用のセーターを着るなんてとたいそう驚いたのであるが、もちろんそんなことはなく、オスロの洋品店で似た柄のセーターを見つけたミシェ教授が懐かしく思い購入し、着用しただけのことである。 【MY DAYS BEFORE INSTAGRAM.】 会期 2/21 (sat) – 3/8 (sun) 会場 LIFE IN THE GOODS. 福岡市中央区大手門1-8-11サンフルノビル2F 営業 11:00 – 20:00 入場無料 会期中休み 2/25 (wed)、3/4 (wed) ※2/28 (sat)はトークイベントのみ http://lifeinthegoods.jp/2015/02/12/my-days-before-instagram/


The Girl Who Always Smokes.

今週の煙草を吸う女。

model : natsu


編集後記 いいこともあれば悪いこともある。 残念なことがあって、嬉しくないやりとりをする 聞きたくない話や面白くない出来事 ま、いろいろありますけれど、楽しい事もあったり 仲のいい友人たちと乾杯できたり ま、差し引き案外いい感じです。

------------------------------------------------------------

ニューエロス 第115号 2015年2月28日発行 責任編集、全撮影 常盤響 -------------------------------------------------------------

#RINKO #natsu