常盤響の週刊ニューエロス。160

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ニューエロス 第160号 2016.01.09 責任編集、全撮影 常盤響 表紙モデル 宮川繭子
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▼目次 ・new eros pictrial #104 remembering. model : 宮川繭子 ・ニューコラム #145「今週のこと。1月2日から1月8日」 ・大野ケイスケの0721文 「常盤邸にて」 ・The Girl Who Always Smokes. 今週の煙草を吸う女。 model : サイトウメグミ ・お知らせ、編集後記























new eros pictrial #104 remembering. モデル:宮川繭子
ニューコラム #145
「今週のこと。1月2日から1月8日」
1月2日(土曜日) 河津夫妻、大八さん、武雄さんが遊びに来てくれたので、筑前前原駅まで迎えに行く。お土産のお菓子や大八さんの手作り角煮などをつまんだり、レコードを聴いたりしながら談笑。おしゃべりしてたらあっというまに夜。楽しい1日でした。姪浜まで送って行って、帰宅後晩飯。夜遅くにニューエロスの作業をやっていたら寝てしまった。

↑来客なので少し片付けた。
1月3日(日曜日) 昨夜の続きでニューエロスを仕上げてから配信。お年始のメールや溜まっていたメールの返信などをしていたらいつのまにか夜になっていた。明日渡す仕事をやっている途中で眠たくなって寝てしまった。
1月4日(月曜日)
年末に掃除して捨てられなかったゴミを捨てて爽快な1日の始まり。年明け私の仕事各種メールでやりとりしながら納品。いくつか修正など対応していたら時間がかかってしまい、ラジオの収録を延期してもらった。夜遅くに車で家族旅行中の大野さん一家が福岡へ。天神まで出て居酒屋で食事。二人のお子さんは夜遅いのに元気。車で先導して家へ。お子さんや奥さんが寝た後、遅い時間まで大野さんと話し込んだ。
この日放送の、福岡LOVE FM 常盤響のニューレコードはDickie Goodmanとミノルフォンレコードの特集。

Transit Radio Monday 常盤響のニューレコード
福岡 Love FM 毎週月曜日20時〜21時30分
http://lovefm.co.jp/topics/more/413
1月4日放送分セットリスト。
オープニングの1曲
・necomeshi / やくしまるえつこ
日本のJazz Pianoを2曲続けて。
・SHADOW IN SWING / 今田勝トリオ
・SECRET LOVE / 本田竹広トリオ
ゴーゴー・ニューレコード
特集:カットアップ、ブレイクインの創始者Dickie Goodman
1956年〜1959年にかけてBuchanan & Goodmanとしてブレイクインのノベルティレコードを発表。1960年代以降はソロでブレイクインレコードを量産。1989年に拳銃自殺をした。
・THE FLYING SAUCER part 1 / BUCHANAN AND GOODMAN https://youtu.be/byK01DWXfgQ 1956年 全米3位のヒット。 ブレイクインされている楽曲は
Open Up That Door - Nappy Brown
The Great Pretender - The Platters
I Want You To Be My Girl - Frankie Lymon and the Teenagers
Long Tall Sally - Little Richard
Poor Me - Fats Domino
Heartbreak Hotel - Elvis Presley
Earth Angel - The Penguins
I Hear You Knocking - Smiley Lewis
Tutti Frutti - Little Richard
The Magic Touch - The Platters
The Great Pretender - The Platters
・THE BANANA BOAT STORY / BUCHANAN AND GOODMAN
https://youtu.be/tO76kMfoVbs
1957年 3枚目のシングル。
・CRAZY / BUCHANAN AND GOODMAN
https://youtu.be/sJQT3HRgyCg
1956年 2ndシングル"Buchanan & Goodman On Trial"のB面
・MARTIAN MELODY / Martian Symphony Orchestra https://youtu.be/RagHhhKkxxQ 1957年 4thシングル"Flying Saucer The 2nd"のB面。
Martian Symphony Orchestra名義
・BATMAN AND HIS GRANDMOTHER / DICKIE GOODMAN
https://youtu.be/8OF0QA1ZaNk
1966年 全米70位。
・THE PURPLE PEOPLE EATER / DICKIE GOODMAN 1973年 全米119位。 元は1958年のシェブ・ウーリーの大ヒット曲のカバー。 https://youtu.be/DL1ZH0Ke92A (↑シェブ・ウーリー版のオリジナル)
日本では清野太郎が「ロックを踊る宇宙人」というタイトルでカバー。
また、ちびまる子ちゃんのエンディングテーマ「針切りじいさんのロケン・ロール」として植木等がカバー。
・MR.JAWS / DICKIE GOODMAN
https://youtu.be/QIzkq0VC_A8
1975年 ビルボード4位、キャシュボックス1位の大ヒット。
・STAR WARTS / DICKIE GOODMAN
https://youtu.be/Loqlk-KOJJU
1977年。
・KONG / DICKIE GOODMAN
https://youtu.be/FSj417B7AaY
1977年 全米48位。 唯一日本盤の7inchが発売された。
・HEY, E.T. / DICKIE GOODMAN
https://youtu.be/u1Tw7TiwMpQ
1982年。
日本のニューレコード
ミノルフォンレコード特集
作曲家、遠藤実の名を冠したレコード会社「ミノルフォンレコード」。1965年に創業した同社は、初期作品は全て遠藤実のペンによる作品だったが、次第にカルトな珍盤もリリースするようになって行った。千昌夫、山本リンダ、五木ひろし、森昌子などのスターも輩出した異色のレーベルである。徳間書店に買収され、ジャパンレコードとも合併して現在は徳間ジャパンとなっている。ミノルフォンにはHARVEST、BouRbon、Danなどのマニア好みのレーベルも傘下にしていた。
・十兵衛のこんなことってあるかしら / 児島美ゆき、ハレンチ学園コーラス部 http://www.nicovideo.jp/watch/sm22079206 1970年の映画「ハレンチ学園 身体検査の巻」(1970年・ダイニチ映配)挿入曲
・あなたが好き好き / トリオ・ザ・マンティス
1966年。
・おまえ女かね男かね / 加藤芳郎
1971年 「真人間の歌」B面。
・上吉・豊子のハレンチ・アモーレ / 上田吉二郎、武智豊子
1970年。
・遊びすぎた日曜日 / はつみ&ひとみ
http://v.youku.com/v_show/id_XNDI1Njc0MjY0.html
1970年。 HARVESTレーベル
エンディングの1曲 ・THE BEATLE FLYING SAUCER / ED SOLOMON https://youtu.be/Dh5U_LjH1Ww
1月5日(火曜日)
起きたら、大野さんの飼い犬、ココアちゃんが僕の上で寝ていた。大野さん一家がもう一泊することになり、午前中から糸島ドライブ。伊都菜彩へ行って食材を買ってから、岐志漁港で牡蠣小屋。その後、芥屋の海水浴場へ。
午後、親戚の方に会う大野さん一家を送り出し夕方までデスクワーク。
夕食は伊都菜彩で買い込んだ食材を、大野さんの奥様の料理で。食後、みんなでトランプをしたり、レコードを聴いたりして夜遅くまで。
1月6日(水曜日) 朝、1日早い七草粥をいただく。福ふくの里、姉子の浜、ゆらりんこ橋と家の近所をドライブして昼過ぎに大野さん一家とお別れ。賑やかでとても楽しかった。 午後から原稿の直しをしながら選曲して、ラジオの収録へ。帰宅後チャーハンを作って食べる。

↑姉子の浜での大野さん一家。
1月7日(木曜日)
昼前に筑前前原駅で豊田さんと待ち合わせして、志摩のJAヘ。久しぶりの海鮮丼。食後、家でいただいたコーヒーを飲みながら夕方までおしゃべり。
帰りにスーパーに寄って、夕食は湯豆腐。

↑海鮮丼(大)980円、あら汁つき。糸島で取れた魚ばかりです。

↑ふのりをあら汁に入れるととても美味しい。
1月8日(金曜日) データの整理をしたり、調子の悪いハードディスクから少しずつデータをサルベージする作業。録りためていた高校女子サッカーを見ながら。夕食はビフテキとコーンスープ。

↑我が家の玄関。澤さんが出迎えてくれる。

↑安定のビフテキ。
大野ケイスケの0721文
「常盤邸にて」
お正月休みは東京から車で常盤さんの家へ遊びに行った。一家総出で押しかけた。海に行き、山を歩き、牡蠣小屋を訪れ、地元の魚と野菜をたくさん食べ、途切れることなくレコードをかけてもらい、トランプをして、色々なことを話した。一泊の予定が二泊になり、帰りたくないほど楽しい時間を過ごした。常盤邸には、ヌードの写真や絵画が飾られていて、それらはどれも美しかった。小学生の子供二人はじっと鑑賞し、そのポーズや構図について話したり、笑ったりしていた。女であれ、男であれヌードへの興味が存在し、程度の問題はあるだろうが、今後その興味はどんどん増大していくと思われる。その盛り上がりをインターネットは全方位でサポートすることが可能だ。親としてアクセスを許した途端、ヌードへの青春18切符を手に入れる。全世界の夥しいヌードを見ることができる。親も子も関係ない。アクセスした者には等しく大海原へ飛び込む自由がある。教育上の諸問題はもちろんあるが、その高度な便利さがもたらす残念感はなんだろう。ではアクセスを禁止したらどうなるか。日常的にヌードに接する機会はなかなかないのが現代である。手段はあるにはあるが、ビデオボックスとかマンガ喫茶とか袋とじのエロ本とか、ある種の闇へと向かうことになる。それもまた釈然としない。僕が同じような年頃には、テレビでポロリがあり、ポルノ映画のポスターが路地に貼られ、床屋さんにはカレンダーがあった。さりげなく日常にエロがあった。親として大人として、エロとの付き合いを教えるなり誘うのは責務である。常盤さんの家の近くにある神社で「目かくし女相撲」なる神事があるそうで、是非子供と一緒に行こうと思う。エロかどうかはわからない。でも気になる。
大野ケイスケ 放送作家、ライター。「ミュージックフェア」「weekend Hips」「深夜喫茶スジガネーゼ」「ユミパン」「SMAPパワースプラッシュ」「髭まかせ」「マイ・クレイジーケンバンド」「巨乳王子」など。
The Girl Who Always Smokes.
今週の煙草を吸う女。

model : サイトウメグミ
編集後記
日記にも書きましたが、お正月休みの間は来客が多く楽しく過ごしました。それにしても大野さんの家の飼い犬ココアちゃんは可愛かったなぁ。初めて会った僕にもずいぶん慣れてくれて、僕も犬飼いたいなぁと思いました。もちろん、移動の多い日々なので無理なのですが。
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ニューエロス 第160号 2016年1月9日発行 責任編集、アートディレクション、撮影 常盤響 -----------------------------------------------------------------
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