常盤響の週刊ニューエロス。372
———————————————————— ニューエロス 第372号 2020.02.15 責任編集、全撮影 常盤響 表紙モデル 澪 ————————————————————
常盤響の新しいインスタアカウント @hibikitokiwa
ニューエロスのインスタアカウント(鍵つきですがすぐに承認します)
*2012年12月の創刊以来、ニコニコブロマガで発行してきました週刊ニューエロスですが、諸々の事情により193号から暫定的にtumblrで掲載することにいたしましたが、200号から独自サーバーで配信することにいたしました。ニューエロスの配信だけではなく、商品の販売などいろいろ展開をしていこうと思っておりますので、よろしくお願いします。バックナンバーも少しずつ移していこうと思っています。
常盤響
バックナンバーを上部タグのOLD NEWEROSに少しずつアップしなおしています。 これまでのバックナンバーはニコニコで見てください↓
no.001〜no.192
no.148〜no.199
no.200〜
▼目次
new eros pictorial #317 the flowers of romance. model : 澪
new diary「先週と今週のこと。2月8日から2月14日」
次号予告と今後のラインナップ
イベント情報、お知らせ、編集後記
NEWEROS PICTRIAL #317
the flowers of romance.
モデル:澪
instagram@amefr1.o
twitter@umnskd
ニューエロスでは表紙と巻頭のモデルを募集しております。 毎月東京で撮影をしているほか、違うエリアでも撮影に伺うこともできます。特に条件や制限などはなく、経験、未経験不問です。ヌードや薄着ではなく着衣でも大丈夫です。ニューエロスはこちらからお願いする形ではなく、やってみたい方を撮影するスタイルなのです。詳しくはお問い合わせください。 また、ニューエロス掲載以外でも、今年からリリースする予定のPDF写真集といった形でがっつり撮影できる方も募集します。常盤さんとどんな感じの作品が一緒に作りたいかとかアイデアある方はぜひとも一緒に作品作りましょう~!
各種モデル募集中
昨年から私事で少々バタバタしており、あまり撮影ができていません。ご応募いただいた方にもお返事やスケジュールの連絡が滞ってしまっています。大変申し訳ありません。もしよろしければ、何度かご連絡いただけるとありがたいです。
2月の東京での撮影予定
2/19 夕方以降
2/20 全日
2/26 午後、夜
2/27 夕方、夜、深夜
を予定しています。
詳しくはお問い合わせください。
福岡、九州近郊の方、福岡に撮影合宿に来られる方は随時募集中です。福岡で撮影してみたい方はご相談ください。
他の地域の方もお問い合わせください!
それぞれの応募、お問合せは問い合わせフォーム、または以下のメールアドレス marsartlab@mac.com までお願いします。
NEW DIARY 先週と今週のこと。2月8日から2月14日
2月8日(土曜日)
クアラルンプール3日目。起床後、ニューエロスの作業をして配信。昼頃、近くのアングラフードコートで一服してから、郊外のリゾート、ゲンティンハイランドにある清水岩廟(Chin Swee Caves Temple)に行ってみることに。電車だと案外時間がかかりそうだったのでGrabを呼ぶと高速代を含めて82リンギット。82リンギットなので2000円くらい。高速を飛ばして途中からは山をぐんぐん登って1時間ほどで到着。山頂付近の岩肌に忽然と現れるパコダと寺院。人気があるのは岩山に置かれた地獄めぐりの像。高原なので、マレーシアとは思えない涼しさで爽やか。寺院を一通り見てしまったので、山頂にあるホテル、カジノ、遊園地、モールなどが合わさった複合施設ゲンティンハイランドも覗いてみることに。寺院からはロープウェイで登ったんだけど、結構な高さの山頂に広がる空中都市って感じで不思議なところ。中にはたくさんのレストランやショップが並んでいて観光客であふれていました。小腹が減ってたんだけど、小綺麗な店ばかりであまり食指が動かず。一通り歩き回ったので、カジノに行ってみることに。入るのにはメンバーにならないといけないらしく、パスポートを見せてメンバー登録。メンバーになると、館内の施設や飲食店のクーポンと来月一ヶ月の間ならホテルが無料で宿泊できるチケットをもらいました。カジノ内は喫煙できるので、フリーのコーヒーを飲みながら一服。ギャンブルはほとんどやったことがないのですが、適当なスロットマシーンで100リンギットほどやってみると、よくわからないまま少し買ってしまい、1000リンギット儲けました。どうも、雰囲気も苦手だったので慌ててATMで現金化してとっととカジノを後に。儲けたんだから、帰りもGrabでと思ったのですがいろいろ見てみようと帰りはバスで。ロープウェイでバスターミナルまで降りてクアラルンプールのバスターミナルTBS行きのバスチケットを予約。10リンギット。バスの時間までしばらくあったので、ターミナル横のアウトレットモールの中のバーガーキングでワッパー。そこはかとなく東南アジア風味な気がしました。バスに乗って1時間半でTBSに到着。電車でホテルの最寄駅PUDUまでは2.9リンギット。さすがに遠出して歩き回ったので、飲みに行くのはやめてコンビニでビールを買って部屋に戻ってきた。
さすがに地獄だけあってなかなか禍々しい。
雲の上の都市
なんかもうやりすぎな感じの館内。
2月9日(日曜日)
クアラルンプール4日目。前夜、ふと思い立ってイポーに行こうと決めた。朝早起きしてイポーに出かけた。詳しい話はこの下のイポー旅行記を見てください。写真もタップリ載せています。イポー泊。
2月10日(月曜日)
クアラルンプール5日目。イポー滞在から夜戻ってきた。数日過ごしたホテルも明日チェックアウト。ホテル近所の超アンダーグラウンドな闇酒場に行って軽く飲む。戻ってきて小腹が減っていたので、ホテル隣のカレー屋でアヤムのカレー。ビールをもう一本飲んで就寝。
この日放送の、福岡LOVE FM 常盤響のニューレコードはTALKING HEADSと尾崎紀世彦 「風のグラフィティー」の特集でした。
再放送を日曜日の朝にやってますので、2/16の朝9時からも聞くことができます。
常盤響のニューレコード 福岡 Love FM 毎週月曜日20時~21時30分(再放送 毎週日曜日9時〜10時30分)
2月10日放送分セットリスト。
オープニング
日本のニューレコード
特集:TALKING HEADS
ゴーゴーニューレコード
特集:尾崎紀世彦 「風のグラフィティー」
風のグラフィティー / 尾崎紀世彦
OK / 尾崎紀世彦
MY BETTER LIFE / 尾崎紀世彦
エンディングの曲
季節風 / 尾崎紀世彦
2月11日(火曜日)
クアラルンプール6日目。朝、ホテルをチェックアウトしてGrabで今夜からの宿へ移動。昨夜までのゲットーな地域とは違いアップタウンといった感じ。ホテルに荷物を預けて、所用を済ませる。昼前ぐらいにモノレールでKLセントラルへ行き、バトゥ洞窟まで行ってみることに。ヒンドゥー寺院のバトゥ洞窟はクアラルンプールでもメジャーな観光地らしく、アクセスもKMTコミューターで一本30分ほどで着くとあって人気だとか。数日前に大きなお祭りのタイプーサムがあったばかりなので、少し空いてるのでは?と思ったのです。とはいえ、観光客で賑わっている洞窟。何より、洞窟寺院に入るための階段がまぁまぁハード。急な階段を無数の猿に見られながら登る。昨日から階段責めで、日頃運動不足の身にはキツい。バトゥ洞窟を見物した後は、駅近くにある観光スポットのラマヤナ洞窟も見物。ラーマヤマの物語がジオラマで見られると言った代物。こちらも、無駄に階段を登らされてしまった。すっかり歩く気が失せて、バトゥの街で食事をするのを諦め、すぐに電車に乗り込みKLセントラルへ。エアコンの効いた車内で元気を取り戻し、モノレールで今夜からのホテルの最寄駅マハラジャレラ駅で下車。途中にあったレストランでナシアヤム。昨日のイポーのお店と比べてはいけないが、これはこれで十分美味しかった。アイスティーをつけて13RM。ホテルにチェックインして少し作業や洗濯。夕方岸野さんがクアラルンプール に到着したので、マハラジャレラ駅に迎えに行く。夜は岸野さんと歩いてチャイナタウンへ行き、適当な露店で食事をした。ブラブラ歩いてホテルに戻り就寝。
2月12日(水曜日)
クアラルンプール7日目。久しぶりにのんびり起きる。岸野さんとレコード屋をめぐる事にして、まずチャイナタウンへ行きおかゆを食べる。前回アイーシャと行ったお店。ここのおかゆはとても美味しい。食後、MRTでちょっと郊外の市場にあるレア盤店へ。さすがにいいレコードがあるけれど、お値段もそれなりに高額。で、僕は1枚も買わず。レコ屋でアジフ君が来てくれて近くの飯屋でナシゴレンで昼食。食後、アジフ君と別れて別のショッピングモールにあるレコード屋へ。前回来た時とあまり変わってない気もするが安いものを数枚購入。一服してからホテルに戻る。ホテルでシャワーを浴びてひと息ついていると、たまたま旅行でクアラルンプール に来ていた慧くんから連絡があってブキ・ビンタンで待ち合わせ。肉骨茶屋でビール。その後、PUDUのアングラ酒場に移動して21時過ぎまでだらだら話していた。Grabで部屋に戻り就寝。
2月13日(木曜日)
ホテルの部屋で作業。昼に岸野さんとホテル近所のインド料理屋でナシ・カンダル。アイス・テを付けて9.5リンギット250円。ホテルに戻りまた現像、デザイン作業。夜にYugoさんとホテルで待ち合わせて岸野さんと3人で中華街へ夕食に。普段だったら頼まないメニューも食べられて幸せ。途中長谷川洋平さんも合流してビールで乾杯。食べたあとは、Yugoさんの知り合いの日本人DJの女の子がまわしているというオシャレなバーへ。こういうお店だとジントニックが30リンギット。昼間のナシ・カンダル3人前だと思うとお金の感覚がよくわからなくなりますな。いい感じにお喋りなどして23時頃にホテルに戻り、少し作業の続きをしてから就寝。
ナシ・カンダル
2月14日(金曜日)
朝起きてから夕方迄食事も取らずに作業モード。今夜はイベントだし、イベント後の明日は朝7時の長距離バスでシンガポール。そのままDJなんてスケジュールなので、作業がどのタイミングでできるかわからないのでやれる時にやっておかないと。夕方イッチーさんがシンガポールから到着。郊外のレコード屋に行こうと思ったけれど、突然の大雨。Grabも中々つかまらなさそうだったので断念して、ホテル内のレストランでラムカレーを食べた。一休みしてからホテルのそばにある今夜の会場fonoへ。大雨の影響か最初はお客さんも少なかったけれど、結局かなりの数のお客さんが来てくれて大盛り上がりで楽しい夜になりました。fonoのみんなありがとう!2時過ぎにfonoを出てホテルへ。翌朝7時のバスでシンガポールなので急いで仮眠。
NEW COLUMN156 イポーという街に行ってきた。
2020年2月9日
前夜、クアラルンプール のホテルで明日何しようかなと考えていて、急にイポーに行こうと思いつきETSのチケットを取り、ホテルも色々ありすぎて迷ったけれど面白そうなところがあったので押さえてみた。
クアラルンプールの部屋に荷物を置きっぱなしにして早起きしてGrabでKLセントラル駅へ。宿が安いとこんな贅沢もできるがいいですな。
KLセントラル8時半発の特急でイポー着は11時15分。全席指定で46リンギット。車窓を眺めたりウトウトしたりしていたらあっという間だった。
初めての土地、あまり下調べしたら面白くないのでよくわからないままに到着したのだけど、駅舎がとても美しいクラシカルな駅だった。
駅からホテルまで20分少々あったけれど、チェックイン時刻にも早いし、ブラブラ歩いて行くことに。駅の周辺は旧市街でコロニアル様式の建築が美しい建物が多い。ペナン島のジョージタウンにも雰囲気が似ている。
川を越えると新市街で、少し行くと賑わっている通りがあったので曲がってみるとフリーマーケットをやっていた。衣料品から食料品、雑貨やガラクタまで様々なものが並んでいる。古道具に混じってレコードを売っている若いカップルがいた。EPだけで案外高い。気になるのが1枚あったのだけど、中身が違っていた。その後もそんな店がいくつかあり、置いてあるレコードも様々で値段もいろいろ。何ヶ所かで数枚のLPが買えた。どの店も昼12時過ぎには店じまいをはじめていたので、朝早く来ればもっとお店も多かったのかもしれない。買ったのはレコードだけだったけれど、なんだかよく分からない像や、変な絵画、謎の家電など面白そうなものもあった。この感じもペナンのフリーマーケットに似ていたかな?
フリーマーケットを後にして、ホテル方面に向かっていると市場の前に歩道橋があって、その上から写真を撮ろうと上がってみると、市場の2階、日曜日だからかどの店もシャッターが閉まっている中、唯一開いている店がレコード屋だった。小さな店で元は新譜屋だったのだろう感じ。老人がひとり店の前に座っていた。正直、レコードは欲しいものがほぼなかったけれどせっかくなので2枚購入。洋楽のコーナーにはZAPPAが数枚あった。とはいえ、こういう偶然はとても嬉しいし、ネット以前にレコードを探していた頃を思い出した。
新市街はいろんな時期の建物が混在していてそれはそれで面白く歩いているのも楽しい。ローストダックをぶらさげている店が並んでいて、一軒は繁盛していて、となりの新しく大きな店は閑散としている。気になったので、繁盛している方の店に入ってみる。混雑する店内をテキパキときりもりする美人の女将さんが親切にメニューを教えてくれて、ローストダックと焼豚乗せライスとコーラを注文。まず出てきたスープが美味しい。鶏のスープに謎の葉野菜がたっぷり入っていていい風味。程なく出てきたチキン&チャーシューライスはビックリの美味しさ。濃い目に炊いたライスも美味しいし、甘辛い醤油ベースのタレがなんとも美味で夢中で食べてしまった。これで全部で10リンギット(260円)とはショック。これだけでもイポーに来て良かった。食べてない、蒸し鶏やローストポークも美味しそうだしまた明日来てしまいそう。
チキンのお店から5分ほどでホテルに到着。イポーには絶妙な古さの安宿が沢山あった中選んだホテルはNEW CASPIAN HOTEL。エレベーター無しの4階建。いつ頃作られたのかわからないけど、天場は高い。部屋の作りもなんともクラシカルで20年くらい前に仕事でよく行っていた頃の中国のホテルを思い出した。汗だくだったのでシャワーを浴びてひと休み。古びたホテルだけど、熱いお湯が出てエアコンも効いて、しかも部屋でタバコが吸えるし、思いの外WIFIの入りも良くて早い。イポーにはここより設備が良くて安い宿もありそうだったけれど、なかなか気にいってしまった。
ペンソニック
窓の外の風景
シャワー後ゴロゴロしながらネットで見てみると数キロ離れたところにレコード屋を発見したので行ってみることに。Grabを呼んで10分少々、イオンモールの近くの小洒落たモールの中にあるらしい。探し当てた店は洋楽大好きな親父が友達とELOを聞いているほぼほぼ洋楽のお店だった。しかもほとんど日本盤。まぁこんな事もあると、またGrabを呼んで旧市街まで。
先程はサラッとしか見なかった旧市街を写真を撮りながらウロウロ。コンクリやモルタルに直接ペンキが塗られている建物が好きなので、いい感じの建物が多く楽しい。旧市街から新市街と歩いているとまたホテル近くに戻ってきたのでホテルでひと休み。
夕暮れになってきたので、出かけようと思ったらスコール。1時間ほどで止んだので、近所の夜市に行ってみる。夜市はそれほど見るべきものは無かったけれど、ついでに適当な店で夕食に。お店の人によるとイポーはモヤシが名物だそうで、茹でたもやしにタレをかけたもの、蒸し鶏、白飯的な麺を頼む。麺はフニャフニャの稲庭うどんみたいな感じで海老の出汁のスープ。蒸し鶏もタレが美味しく中々な味。やはり一番美味しかったのはオススメどおりモヤシで、これまたかかっているタレが美味しい。モヤシも太くてブリッとしていて臭みもなくシャキシャキ。満足して、腹ごなしに少しブラブラしてビールを買ってホテルに戻る。ホテルでビールを飲みながらテレビでやっていた歌謡ショーをぼんやり眺めてから就寝。
2020年2月10日
少し早起きして、熱いシャワーを浴びて帰る準備。
ホテルをチェックアウトしてGrabで郊外のチベット寺院へ向かってもらう。ドライバーのおじさんも初めて行くと言っていた辺鄙な場所。途中からは舗装していない道をクネクネと。
突然、切り立った崖に現れる赤い袈裟を着た黄金の大仏、そして極彩色の秘密基地の様なタワーから顔を出す仏像。見事なまでにトリッピーな空間。
心意佛院というチベット仏教の寺院で、洞窟寺院など奇妙な寺院の宝庫ともいえるイポーでも一際異彩を放つ寺院だとか。英語表記ではChinese Templeとなっていて、チベットの人は嫌だろうな。
早速院内に入って、お目当てのタワーに行く前に寺院内の施設をや祭られている仏像を見学。これもなかなかのボリュームで楽しい。月曜日だからか見物や参拝の人はほとんどいない。
そして最後に仏塔へ。写真では見ていたものの、現物のスケールやカラフルさ、奇妙さに圧倒される。高さは10階以上で、上っていくとそこまで暑い日ではなかったにもかかわらず汗だくになる。