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常盤響の週刊ニューエロス。019


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ニューエロス 第19号

2013.4.27

責任編集、全撮影 常盤響

表紙モデル 奏ミチコ

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▼目次

・Girls Like You archives #009 小松詩乃

・ニューコラム019 「アントワープにまた行きたい。」

・Voice from レコ部 「The Impressions / The Versatile Impressions」 ・お知らせ、編集後記


Girls Like You archives #009

第9回 モデル:小松詩乃 2011年11月11日撮影 某アイドルのDVDのパッケージ撮影の現場に遊びにきてて、遊びにきてるのに色々手伝ってくれて気のきく娘だなぁと思った小松さん。その場で、「今度うちでも撮影しませんか?」とオファー。そんな人柄の良さと柔らかでセクシーな身体とアンバランスな童顔が魅力。最近8枚目のDVDが出たそうで、また久し振りに撮影したいなと思ったわけです。


DVD「湯けむり温泉・旅美人」絶賛発売中!! 小松詩乃official blog『おっぱんだ!』 http://ameblo.jp/komatsushino/

ニューコラム 019

「アントワープにまた行きたい。」  フランスとオランダに挟まれた国、ベルギーの第二の都市「アントワープ(アントウェルペン)」が好きだ。もちろん、パリやブリュッセルなんかも好きなんだけど、アントワープの街のサイズや雰囲気が好きで、さほど用事もないのに何度か訪れている。

 初めてアントワープに行ったのは、パリで知り合った女性と出かけた短い旅行だった。ブリュッセルに行くつもりだったのだけど、行った事の無いアントワープにもなんとなく足をのばしてみたのだ。アントワープに関する予備知識もほとんど無い。いきあたりばったりの旅行だったのだけど、ウロウロするのにちょうどいい大きさの街で、古めかしかったりモダンだったり、洗練されているかと思えば港町特有の荒っぽいところもあってすっかり気に入ってしまった。

 僕が気に入っているのは、アムステルダムからパリへ行く途中に立ち寄るルートだ。アムステルダムーパリ間を走る「タリス」という特急で、アントワープとブリュッセルに途中下車しながらの旅。アムステルダムはレコード屋は多いのだけど、食事はイマイチで僕にとってはレコード以外の楽しみのあまり無い街。ニューエロス的には、言わずと知れた飾り窓の街でもあるんだけど、すっかり観光地化しててなんだかな~という感じ。でも、回想していたらアムステルダムでの面白い話を思い出したので、今度紹介します。

 アムステルダムからアントワープへはタリスで1時間少々。古くてかわいらしいけれど、質素な感じのアムステルダムの街並を、少しカラフルにしたのがアントワープの街並。ブリュッセルはもっとゴージャスで、パリはさらにゴージャス。食事は、「アムステルダムから来るとこんなに変わるのか!」というくらい劇的に美味しくなるのが楽しい。もちろん、ブリュッセルもパリも美味しいんだけど、アントワープの方が洗練と素朴が入り交じった感じなのが僕的には好み。

 また、アントワープ王立芸術学院は世界有数の芸術学校で、中でもファッション学科は有名。アン・ドゥムルメステール、ドリス・ヴァン・ノッテン、マルタン・マルジェラなど沢山の有名デザイナーを輩出しているし、「Mode Museum (MoMu)」は世界でも珍しいモードの美術館。常設は無くて、様々なファッションデザイナーの回顧展を行ったり、ファッションデザイナーによるインスタレーションなどを展示している。そんな街だからか、アントワープのホテルは小さいけれどお洒落なホテルが沢山ある。いわゆる「デザイナーズホテル」に分類されると思うのだけど、パリと比べるとかなり安い価格で泊まれるので、どこに泊まるかも楽しみのひとつだ。

アントワープ駅地下のタリスのホームは非常にモダンな空間。

地下から地上に出ると思い切りクラシカルな駅舎。

駅構内のカフェ。重厚でクラシカルな天井を見ながら飲むベルギービールは最高。でもセルフサービスのカフェなんで値段は安め。

街の中心にある広場、グロート・マルクト。ブリュッセルのグラン=プラスをかわいくした様な広場って感じ。

グルン広場にはルーベンスの像が建っている。

同じくグルン広場にある「ノートル大聖堂」。有名なルーベンスの祭壇三連画が収められている。『フランダースの犬』のネロとパトラッシュが天に召された場所。

フランダースの犬の舞台となった街だけど、地元の人はあまり感心しない話だと思っているみたい。そんな飢えた子供を見殺しにする様な住民ではないと言いたいらしい。ごもっとも。

まぁ、このお話はアニメのおかげで日本でのみ有名らしく、大聖堂ではこんな絵はがきも売っています。

グルン広場からも近い「Hotel Diamonds And Pearls」。この時は一人で泊まったんだけど、一泊の料金は朝食付きで50ユーロくらい。

美しい街並。

写真屋さんのショーケースに犬。

美容院の店頭で撮影中のモデル。

「アン・ドゥムルメステール」の本店。

街の脇を流れるスヘルデ川。

写真美術館。

現代美術館の外観。川沿いの穀物倉庫を改築して造られた広大な建物。

写真の真ん中のお店は、掘り出し物たっぷりな中古レコード店「Record Collector」。

Record Collectorのショーウィンドー。ベルギー盤だけでなく、オランダ盤、フランス盤なども。フランス盤はパリよりもずっと安い。

アントワープの街中の北側、港の手前アスデマンス通り、フィンガーリング通り、フェルフェルスライ通り一帯が歓楽街になっている。 アウデマンス通りには怪しげなバーやストリップクラブが軒を連ねている。

このあたりの感じはどの街も一緒な雰囲気。 アウデマンス通りと交差するレガイト通りにはダンスクラブも多く、夜はなかなか賑わっている。

アウデマンス通りを抜けて、フィンガーリング通り、フェルフェルスライ通りはいわゆる売春地帯。オランダと同じく、ベルギーでは売春は合法。英語で、“Red Light District”と呼ばれる赤線地帯には沢山の娼館がある。 アムステルダムやブリュッセルと違って、妙にモダンでスッキリとした街になっているのであまり怪しさは感じないけど。周辺にはクラブやカフェも多いので、偶然迷い込んだ時はビックリしました。 営業時間中に写真を撮るとマズいエリアなのであまり写真を撮れなかったけど、早朝(と思われる)に各店舗の写真を押さえた詳細なサイトがあったのでリンクしておきます。

アントワープをざっくりと紹介したけれど、小振りな街に見どころが沢山ある面白い街。 いつも、1泊か2泊なので今度行く時は1週間くらいは過ごしたいと思っるんだけど、まぁいつになる事やら。ヨーロッパに行く仕事でも来ないかなぁ。なんてね。


Voice from レコ部

The Impressions / The Versatile Impressions シカゴを代表するソウルグループ、インプレッションズの69年発表のアルバム。スウィンギーな"Once In A Lifetime"などジョニー・ペイトのアレンジが冴えまくっている。ソウルファンには少々物足りないかもしれないけれど、彼らのヴォーカルグループとしての力量が堪能できる一枚。

The Impressions / Once In A Lifetime https://www.youtube.com/watch?v=7YThE6mFqmA

The Impressions / The Look Of Love https://www.youtube.com/watch?v=wKeqGzkEMcA

MODEL:コイト

編集後記 久し振りに数年前に撮った旅行の写真を見返していて、旅に出たい欲が爆発しそうになった。もっとも、前園君とのDJツアーがはじまっているんだけれど。この号が配信される土曜日には初めてDJをやる徳島でイベント。共演するやまのぼるさんははじめてなんだけれど、前からブログを見て気になっていた方なのでとても楽しみ。徳島のエロス世界遺産も探してこようと思ってます。お楽しみに! --------------------------------------- ニューエロス 第19号

2013年4月27日発行

責任編集、全撮影 常盤響

協力 東川昌弘 ---------------------------------------

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