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常盤響の週刊ニューエロス。042


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ニューエロス 第42号

2013.10.5

責任編集、全撮影 常盤響

表紙モデル ruru

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▼目次 ・so long room 502 ・お知らせ、編集後記


2年前の6月に東京から福岡に引っ越してきた。

福岡で初めて住んだ部屋がこの502号室。色々な事情で引越しをする事になって2年3ヶ月住んだこの部屋ともお別れなのだ。


福岡県の博多区にあるこの部屋は、築49年の古いビルを数年前にリノベーションした物件。僕の部屋は最上階のトリオネットで屋上も専有できるちょっと感じのいい部屋だった。


このビルがある町は、古門戸町といって、最寄りの駅は中洲川端駅。天神の町までも歩いて15分くらいだし、中洲の歓楽街にも10分くらいなのに、驚くほど静かでひなびた雰囲気の町。もともとは下町の問屋街で、ふるい博多の町の雰囲気が残っている。なにしろ山笠のお祭りの通り道でもある。福岡のお洒落なエリアではなくて、最初に住むならば博多らしい雰囲気のところに住みたかったのだ。


ビルの作りなので、住居としては不便というか、不思議な作りになるんだけど、僕みたいなひとりもので荷物の多い人間には、かえって都合が良かった。


2年ちょっとがあっというまに過ぎた。この街にも愛着があったのだけど。次に引っ越す先はおなじ福岡市内で、中央区の大名という町。天神と赤坂に挟まれた場所で飲食店がたくさんあるエリア。古門戸町よりはずいぶんと街中になるので、また違った生活が待っているだろう。


この古門戸の部屋ではちゃんと撮影をした事が無かったので、荷物が運び出された直後、翌日には鍵を返さなければならないギリギリの日に、福岡在住のモデルもやるフォトグラファーのるるさんに来てもらって、最後の最後に撮影をしてみた。この部屋を忘れないように。



















編集後記

今回は今までとは違う形を試してみたくて、全編ひとつの企画でやってみました。引っ越し直後の部屋は荷物を運びだした時に出たゴミが散乱していて、撮影時は廃墟の様だったのですが、翌日に掃除機をかけ、水拭きをして、きれいな部屋にしてお別れしました。引っ越した先は、前の部屋よりも狭いのでまだ荷物で溢れかえっていて、落ち着くのはいつになるのか…という感じですが、新しい部屋でも撮影が出来るようになるといいななんて思っています。


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ニューエロス 第42号

2013年10月5日発行

責任編集、全撮影 常盤響

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