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常盤響の週刊ニューエロス。114


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ニューエロス 第114号 2015.02.21 責任編集、全撮影 常盤響 表紙モデル 琴子 ------------------------------------------------------------

▼目次 ・new eros pictrial #058 I'm still here.  model : 琴子 ・ニューコラム #101 「大塚咲写真展 MEME。」 ・大野ケイスケの0721文 「マイオナニースタイル」 ・The Girl Who Always Smokes. 今週の煙草を吸う女。 ・お知らせ、編集後記













new eros pictrial #058 I'm still here.

モデル:琴子

ニューコラム #101

「大塚咲写真展 MEME。」

福岡、天神の親不孝通りにある喫茶店「獏」。時々、珈琲やビールを飲みに行っていたのだけど、併設されているギャラリー「ART SPACE 獏」で大塚咲さんの写真展があるというので初日のレセプションに行ってきました。大塚咲さんとは昨年の夏に東京都大阪で開催されたPENG!という展覧会でご一緒しました。 今回の展示は夕希さんというモデルを撮影した写真と、その時間に撮ったセルフポートレートで構成された写真展。部屋いっぱいに貼られた写真を見ていると咲さんが見た夕希さん、そして夕希さんが見ているかのような咲さんの写真。まるで、自分の視点が入れ替わっていくような気分。夕希さんと咲さんは決して似ているタイプではないのですが、見終わる頃には二人が混ざり合っていくような感覚になっていました。

↑会場で夕希さんと咲さん 写真展に行って気がついたのですが、福岡に引っ越して間もない頃、福岡在住のルルさんという写真家と、京都から撮影に来た醍醐マサヒロさんいう写真家他何人かで福岡で飲んだ時に夕希さんにも会ったことがありました。そんな偶然にも驚いたりしながら、久々に咲さんと夕希さんとお話ししました。 福岡での展示は3月1日まで。各会場別の限定zineも販売していて僕も1冊買いました。福岡の後は大阪、東京と開催されるので要チェックですよ。

↑会場限定のzine。

FUKUOKA 2015/2/16(月) – 3/1(日) 時間:11:00-20:00  ※最終日のみ17:00まで。 場所:ART SPACE 貘(福岡市中央区天神3-4-14) TEL:092-781-7597 http://artspacebaku.net/wiki/index.php?information OSAKA 2015/3/14(土) – 3/20(金) 時間:13:00-20:00 場所:PULP(大阪府大阪市西区南堀江 1-14-14-103) http://pulpspace.org/ TOKYO 2015/4/8(水) – 4/12(日) 時間:13:00-20:00 場所:AMP Cafe(東京都杉並区高円寺南4-30-1 カームステージ高円寺102) TEL:03- 3315-3677 http://ampcafe.jp/


大野ケイスケの0721文

「マイオナニースタイル」


 大人の階段を上るというのは、つまり「マイオナニースタイル」のカミングアウトに尽きると思っている。セックスしたかどうかはさして問題ではない。相手あってのものであり、勢いだけでも経験することができる。オナニーはちがう。それは日常であり、自分と向き合うことが求められ、そこにはある種の哲学がある。その人のオナニースタイルがわかれば、ぐっと理解を深めることが可能だ。中学高校と男子校で過ごしたが、「マイオナニースタイルのカミングアウト」を友達同士でしたのは、おそらく高校2年だったと思う。「中学に入った頃からオナニーをしている」という事実は勿論認めあっていた。しかしそのスタイルまで披露しあうには、男子校であっても時間が必要だったのだろう。どんなきっかけだったかは忘れてしまったが、一旦カミングアウトし始めると話は尽きなかった。それぞれ数年来のネタストックは豊富だったからだ。「ティッシュは何枚使う?」に始まり、「ティッシュ、使うの!?」というヤツもおり、「一日最高何回?」「どういう触り方する?」「メインのおかずは?」とテーマはドバドバ出てきた。詳細なオナニーシチュエーションについても話は及び、K君のケースは今でも覚えていて大好きである。新しいおかず(エロ本)を買いに自転車で本屋と古本屋に行く、限られた予算で新品を一冊買うか古本を二冊買うか真剣に検討する、どちらか決めて購入し、期待に胸膨らませて帰宅する、自転車漕いで汗まみれなのでシャワーを浴びる、浴びている最中に催して、ついついオナニーしてしまう、買ってきたエロ本に対してひどく覚めてしまい、検討した時間は何だったのか、必死に自転車漕いだのは何だったのか、物凄く後悔する…というものだった。 大野ケイスケ 放送作家、ライター。「ミュージックフェア」「weekend Hips」「深夜喫茶スジガネーゼ」「ユミパン」「SMAPパワースプラッシュ」「髭まかせ」「マイ・クレイジーケンバンド」「巨乳王子」など。

The Girl Who Always Smokes.

今週の煙草を吸う女。

model : natsu


編集後記 すっかり更新が遅くなってしまった今号です。昨夜は渋谷オルガンバーでZAZUEIRA!でした。昨夜は小西さんのお誕生日のお祝いもあったりと、いつも以上に盛り上がりました。もっとも、僕は福岡から送ったレコードが届かず、手持ちで持って行った7インチレコードだけでのDJ。冷や汗をかきながらなんとか乗り切りました。終演後は珍しく朝の渋谷で追加飲み。ノエルさんと山中一司さん、川西卓さん、馬場正道さん、長谷川正樹さん他何人かで24時間営業の中華料理屋というか居酒屋というか。料理は思いの外美味しかったのですが、安すぎるお酒がヤバかった。最初に飲んだレモンサワーはクエン酸感がヤバイし、押しているハチ公ハイボールは謎の色と味。ウーロンハイもトリスハイボールでさえもなんの味かわからないというケミカル具合。いや楽しかった。でも、久々に二日酔いになりました。

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ニューエロス 第114号 2015年2月21日発行 責任編集、全撮影 常盤響 -------------------------------------------------------------

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