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常盤響の週刊ニューエロス。004

更新日:2022年7月29日


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ニューエロス 第4号

2013.1.12

責任編集、全撮影 常盤響

表紙モデル 杏子

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▼目次

・Girls Like You archives 椿ヨーコ

・ニューコラム「エロってなんじゃろ。~エロスについて考えをめぐらす~」

・エロス世界遺産 沖縄編 その3(最終回)

・ お知らせ、編集後記


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Girls Like You archives

第2回 モデル 椿ヨーコ 2011年9月20日撮影。


 ヨーコちゃんはモデル。アイドルとかタレントではない。ファッションモデルでもなくて、ヌードモデル。美術家とか写真家の作品のモデルになっている。僕もなんどか撮影をお願いしたことがあるんだけど、モノクロだったりヌードだったり。だからGirls Like Youの撮影で明るい光でグラビアっぽく撮るのは逆に新鮮だったな。

ニューコラム 004

エロってなんじゃろ。


 皆エロスについて考えをめぐらす。ついでに煙草も一服。そもそもエロスはギリシア神話の中の恋と性をつかさどる神様のことで、まぁそれが言葉として世界中に広まってるわけですね。ロンドンで仲良くなったドイツ人のプーヤン(トルコ系)から聞いたところ、フランクフルトの駅前にはエロスセンターという建物がたくさんあるらしい。


 エロスセンターの中の部屋にはそれぞれ売春婦がいて、プーヤンが言うには上の階の方が質の高い女性がいるらしい。ただ注意すべきは一番上の階はシーメール(チンコを取ってないニューハーフ)なんだって。料金もシーメールが一番高いらしい。エレベーターの無い5階から7階建てくらいのビルを次々に上がって行くなんて、なんかブルース・リーの映画みたいだな。次々と猛者が襲いかかってくるというか。


 ちなみに、常盤さんはドイツに行った事が無いので、真偽のほどはわかりませんが、興味ある方は各々調べてみて下さい。でも、エロスセンターってすごい名前だなぁ。ドイツ人は船橋ヘルスセンター(1955年~1977年 千葉県船橋市にあった健康ランド)とかでモヤモヤした気分になるんだろうか。なんてくだらない事を考ておりますが、いつかドイツに行くことがあれば、エロス世界遺産で取り上げてみようと思います。ドイツにはFKKもあるしね。


 こんな事を書いていると、常盤さんはいつもエロい事ばかり考えてるように思われがちですが、どちらかといえば、食べ物の事とかレコードのことを考えている方が多いですな。食べ物もレコードも常盤さんに取っては、ある意味エロな対象かもしれません。


 以前、小西康陽さんと一緒に作った「いつもレコードのことばかり考えている人のために。」という、好きなレコードのジャケットをただただ載せた本があるのですが、これは僕らにとってのエロ本を作るつもりで作った本です。寝しなに布団の中で本をみながらニヤニヤムヒムヒ。これはやっぱりエロ本ですよ。


 というわけで、なんか好きで好きで仕方がなかったり、その事を考えるだけでニヤニヤしてくるみたいな行為はどれもエロスな行為なのではないでしょうか? ある人は車かもしれないし、手芸かもしれない。お洋服の人もいるでしょうし、文房具かもしれない。とにかく、なにかで興奮したいのです。


 少々こじつけ気味になってしまいましたが、このニューエロスの中でも、単純にセクシャルなイメージとかだけではなくて、興味深い様々な物事について、エロスとスケベ心を持って言及して行きたいと思っております。


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小西康陽、常盤響「いつもレコードのことばかり考えている人のために。」(アスキーメディアワークス)




エロス世界遺産 003 沖縄編 その3 (最終回)


 エロス世界遺産沖縄編の3回目は、那覇から車で30分ほどの宜野湾市にある真栄原社交街をブラブラしてみます。前回も書きましたが、社交街とは元々は米兵相手の歓楽街でバーから赤線や青線の売春地帯までを内包していた様な町だと言う事です。


 国道58号線の大謝名から34号線に入って普天間基地からもほど近い真栄原社交街(通称新町)もその立地からもわかるように、1950年代は米兵相手の売春地帯だったわけだけど、それがいつのまにか日本人相手の売春街、いわゆる「ちょんの間」が乱立するエリアになっていたのです。


 ちょんの間と言えば、日本では大阪の飛田新地が有名です。新地は戦前の風情を残すちょんの間街ですが、真栄原新町は戦後的な情景で日本というより、韓国など他のアジア地域に近い雰囲気がありました。


 驚くべき事に、真栄原社交街はちょんの間スタイルのまま、つい2、3年前まで営業していたのです。しかも、他県の風俗店が風営法により深夜0時で営業を終えていたのに対し、沖縄ゆえのおおらかさか深夜早朝問わず営業しているお店が多かったのも特徴でした。


 住宅街を抜けると、ボワーっとピンクのネオンや蛍光灯に照らされた街が広がっていて、深夜なのに大勢の男性が行き交っているという不思議な光景を見ることができたのです。しかし、地元の浄化作戦により県内外からの賑わいを見せた真栄原社交街も60年の歴史に幕を閉じてしまいました。


 さてそれでは現在の真栄原社交街はどうなっているのかを探訪してみましょう。  34号線の真栄原交差点の近くに僕が年に何度かDJをしに来ているバー「南国の夜」があるのですが、そこの斜め向かいアタリにある喫茶店「カップメン」の角を入って行くと真栄原社交街はあります。もうすでに看板は無くなっていました。



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この2階が南国の夜です。沖縄にいらした時はぜひ!

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衝撃的なネーミングの喫茶「カップメン」。

「カップメン」の脇の道を1分ほど行くとそこにはもぬけの殻となった無人の街が広がっていました。前回まで探訪していた街は、無人だったのは昼間だからで夜にはネオンがともるわけなんですけれど、真栄原社交街は完全にもぬけの殻なのです。この日はやたら天気のいい日だったので、空虚な感じもひとしおです。

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社交街のエリアにはいりました。左手のみどりの建物の中を抜けて行きます。

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中にはまだ家具が残されている店もありました。

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なんかゾンビ映画に出てきそうな光景。昼間だけどちょっとコワイです。

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真栄原社交街の女の子の質は日本でも1、2を争うと言われていました。

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この無人感はなかなか味わえないですよ!

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この引き戸が全開になっていて女の子たちがズラーっと並んでいたのです。

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ピンクのネオンが灯っているとエロくみえますが、今となっては町工場のようです。


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もう来る人もいないのです。

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すっかりキレイになってしまった街です。

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昔はかなりの賑わいを見せていた通り。道の両側で何十人の人が一斉にセックスしてたのだ。

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サボテンに囲まれた家。怖くて中をのぞけなかった。

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うっすらとSpeedの名曲と思われる店名が。

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もうすっかり店舗はゼロです。

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今は家賃がかなり安いらしいのですが借り手はなかなかいないそうです。

この建物はちょっと可愛いですね。借りてもいいかも。

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エロオヤジの落書きが空しく見送ってくれました。

 現在の真栄原社交街はいかがでしたか? ここで遊んだことがある方は寂しい気分になったかと思います。そして、行った事の無い方は逆に興味を持たれたかもしれません。今後、このエリアが開発されていくことはしばらく無いと思うのですが、家賃が安いので、ゲストハスやバーなんかが出来てくるのかもしれません。


 今後も、「南国の夜」でDJをする時には散策したりして、真栄原社交街がどんな風に発展して行くのか、それとも風化して行くのかを見守りたいと思います。


 というわけで、エロス世界遺産の沖縄編を3回に分けてお届けしましたが、いかがだったでしょうか?沖縄にはまだまだオモチロイ場所が沢山ありますので、いずれ取材に行きたいと思います。みなさんからも、全国、世界を問わず、行ってきて欲しいところのリクエストや、あなたが知ってる面白いエリアなどのタレ込みをお待ちしております。



編集後記

 正月もあけて仕事始めもしている時期ですが、僕は正月返上で働いていたので、なんだかまだ正月を迎えてない様な変な気分です。来週から東京なんで暇を見つけて実家に帰ってみたり、好きな店で飯を食ったり、久々に会う友人と酒を飲んだりしたいものですな。女子とデートとかもしたいのですが、なんとなく後回しになってしまいがちなので、今年はその辺をもうちっと積極的におし進めて行きたいと思ってます。新しい企画なんかも進みそうなので、乞うご期待なんて言ってみたりします。では、また来週! 

------------------------------------------------------------ ニューエロス 第4号 2013年1月12日発行 責任編集、全撮影 常盤響 協力 東川昌弘

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